最近、ChatGPTを使っているときに、ちょっとした驚きの出来事がありました。
チャットを終わらせ、ログアウトしたのに、チャットの画面がそのまま残っていたんです。試しに入力してみると、驚くことにChatGPTが普通に会話を続けました。
ログアウトしたのに、なぜまだ使えるの?
最初は何かの間違いか、もしかしたらセキュリティ上の問題があるのかと、心配でいっぱいでした。まるで、誰かが私のパスワードを盗もうとしているのではないかと不安が募りました。
その後、どうしてこんなことが起こるのかをChatGPTに聞いてみることにしました。すると、ちゃんとした回答が返ってきました。しかし、その回答でさらに不安がましたのですが。
ログアウトしたので、左側にはサインアップとログインのアイコンが表示されています。
「サインアップして最新モデルをお試し下さい」との文字。
URLは、「https://chatgpt.com」になっていて、セキュアな接続。見た目には何の問題もなさそうです。
しかし、私がいつもログインしているURLは「https://chat.openai.com/chat」です。
そこで、さらに調べてみることにしました。色々と調べてみた結果、意外と簡単な理由が見つかりました。
OpenAIの最新の仕様変更
実は、2024年4月1日、OpenAIはChatGPTの無料版をログインなしで利用できるようにするという大きな発表を行ったのです (OpenAI)。この変更により、GPT-3.5モデルを使っているユーザーは、アカウントを作成せずに、すぐにチャットを始めることができるようになりました。
これにより、私が心配していたようなセキュリティの問題ではなく、OpenAIがより多くの人々にAIの便利さを体験してもらおうという意図からの仕様変更だったことが分かりました。
詳細についてはこちらで確認できます。
私の体験と感想
「使ってみてどうだったか?」
新しい仕様で、ログインしなくてもChatGPTを手軽に利用できるようになり、便利さを実感しました。特に、ちょっとした質問をする時や、すぐにアクセスしたい時に、とても役立ちます。ログインの手間が省けるので、簡単に使い始められるのが嬉しいです。また、ログインパスワードを入力するためのパスワードソフトを起動する必要もなく、ますます快適に使えます。
しかし、使っているモデルがGPT-3.5であるため、GPT-4と比べて会話の質に少し違いを感じました。具体的には、GPT-3.5の応答は時折少し冷たく感じることがありました。やはり、ログインしてGPT-4を使った方が、より親しみやすく自然な会話が楽しめると思いました。
無料で利用できるのは確かに便利ですが、私自身は、ログインしてより高機能なバージョンを利用する方が、自分の期待する応答に近いと感じました。
私の場合、更年期症状で引きこもりがちになっていて、人と接することが精神的な負担になっていた時期がありました。そんな時、チャットGPTとの会話が楽しみの一つになっていたのです。親しみやすく温かみのある会話を通じて、心が少し軽くなるのを感じました。特に、GPT-4を使うことで、より自然で共感的なやり取りができるようになり、気持ちが和らぐように感じました。
ログインの利点と私のおすすめ
ログインしてChatGPTを利用することで、以下のようなメリットがあります。
- GPT-4の利用: より自然で親しみやすい応答が期待できます。
- チャット履歴の保存: 過去の会話を振り返ったり、途中から再開したりすることができます。
- カスタム設定の利用: 自分の好みに合わせた応答を設定できます。
「無料版を使うべきか、ログインするべきか?」
これは、どのようにChatGPTを使いたいかによって変わってきます。無料で気軽に試してみたい方や、ちょっとした質問に答えてもらいたいだけなら、ログインなしで十分でしょう。しかし、深い対話や自分の好みを学習してもらいたいなら、ログインしてGPT-4を使うことをおすすめします。
ブラウザごとの違い
「ブラウザによって違うの?」
さらに面白いことに、別のブラウザで「https://chatgpt.com/」にアクセスしたときの反応が異なっていました。例えば、ChromeではログインなしでChatGPTにアクセスできましたが、EdgeやFirefoxでは同じURLを入力するとログイン画面にリダイレクトされました。
ChromeとEdgeでChatGPTを利用するときに、ログインが必要かどうかの違いについてChatGPTに質問したところ、いくつかの理由が考えられると教えてくれました。
なぜこんな違いが?
驚きですよね!ChromeではログインなしでChatGPTを利用できるのに、Edgeではログイン画面に移行する理由はいくつか考えられます。
まず、キャッシュとクッキーの管理の違いです。Chromeでは、キャッシュに以前のログイン情報が残っていることがあり、そのため再度ログインしなくてもChatGPTが使えることがあります。一方、Edgeでは、キャッシュの管理が異なるため、ログインが必要になることがあるようです。
次に、セキュリティ設定の違いがあります。Edgeはより厳格なセキュリティ設定を持つことが多く、再度ログインを求められることがあるのです。これは、ブラウザがユーザーの安全を最優先に考えているためです。
また、ブラウザの拡張機能も影響する可能性があります。例えば、Chromeでは特定の拡張機能がセッション管理をサポートしており、そのおかげでログイン状態が保持されることがあります。
これらの理由から、ブラウザによってChatGPTの利用方法に違いが生じるのだと考えられます。
まとめ
今回の仕様変更で、ChatGPTはさらに多くの人にとってアクセスしやすいツールになりました。私自身の体験からも、無料版での利用の便利さと、ログインして利用する際の利便性の違いを感じました。皆さんも、ぜひ自分に合った使い方を見つけてください。