今日は、ホットクックを使って関西風の「牛筋煮込み」、通称「どて焼き」を作ってみました。これまで何度もチャレンジしてきましたが、ホットクックを使うことで驚くほど簡単に美味しく仕上がります。特に、今回のレシピでは甘い白みそを使った本場関西風の味付けに挑戦しました。手間がかかる煮込み料理こそホットクックの得意とするところなので、材料をセットしてしまえば、あとはのんびりと待つだけで、とろけるおいしさの牛筋煮込みが出来上がります。
どて焼きとは?
「どて焼き」は、大阪を中心に親しまれている伝統的な郷土料理です。牛筋肉を味噌やみりんで長時間じっくりと煮込んだもので、鉄鍋のふちに味噌を土手のように盛って調理することからその名が付いたと言われています。大阪の下町グルメの代表格で、新世界エリアにはどて焼きを提供するお店がたくさんあります。
どて焼きはお酒のアテとしても絶品で、居酒屋さんでもよく見かけるメニューです。ビールや日本酒だけでなく、ワインとも相性が抜群なんです。甘い白みその濃厚な味わいは、関西人にはなじみの味であり、白ごはんにもぴったりの一品です。
我が家ではもっぱら夕食のメイン料理の一つとして登場します。
材料と調味
KN-HW24E
2.4L 2-6人用
2019年のモデルです。
材料
- 牛筋肉: 300~400g
- 長ネギの青い部分: 適量
- 生姜の薄切り: 適量
- こんにゃく: 1枚
- 仕上げ用の青ねぎ
調味料
- 酒: 大さじ4
- 砂糖: 大さじ2
- みりん: 大さじ2
- 醤油: 大さじ1.5
- 白みそ: 大さじ4(大きい大さじ)
- ほんだし: 小さじ1
- 水: 100ml + 途中で追加50ml
作り方
ホットクックでお湯を沸かすと時間がかかるので、牛筋とこんにゃくの下ごしらえはガスコンロを使用しています。
1. 牛筋の下ごしらえ
牛筋肉は、下茹でをしてアクを取り除きます。
- 牛筋肉は茹でると縮むため、大きいまま鍋に入れます。
- 鍋に牛筋肉、長ネギの青い部分、生姜の薄切りを入れ、かぶるより少し多めの水を注ぎます。
- 火にかけて沸騰させます。
- 沸騰したら弱めの中火にして、アクを取りながら10分ほど茹でます。
注:牛筋のうまみを逃がさない為、茹で過ぎないほうがいいそうです。
私は5~10分くらい茹でることが多いです。これでも茹ですぎかも? - 茹で上がった牛筋肉をざるに上げ、流水でアクや油を洗い流します。
- 牛筋肉を食べやすい大きさに切ります。
2. こんにゃくの下ごしらえ
- こんにゃくを一口大に切ります。
- 鍋に入れて熱湯で3分ほど茹でます。
- 茹で上がったら、ざるに上げます。
3. ホットクックに材料をセット
ホットクックの内鍋に、牛筋肉とこんにゃく、調味料を全て入れます。
- 牛筋肉とこんにゃくをホットクックの内鍋に入れます。
- 酒、砂糖、みりん、醤油、白みそ、ほんだし、水100mlを加え、全体を軽く混ぜます。
- まぜ技ユニットを本体にセットします。
4. ホットクックで煮込む
ホットクックの設定を行い、じっくりと煮込みます。
- メニューを選ぶ → メニュー番号で探す → No.029(牛すじの煮込み)を選びます。
- 調理を開始する → スタートを押して煮込みを開始します。
- 調理の途中で、蓋を開けて水分量や味を確認します。今回は、水分が少し足りなかったので、途中で50mlの水を追加しました。
出来上がりました。
仕上げと盛り付け
- 牛筋とこんにゃくを器に盛り、彩に小ねぎを散らします。
評価とまとめ
今回のレシピでは、甘い白みそを使った関西風のどて焼きをホットクックで作りました。牛筋肉がとろけるように柔らかくなり、味噌の風味がしっかりと染み込んで、濃厚な味わいに仕上がりました。牛筋肉とこんにゃくの下茹では手間がかかりますが、ガスコンロでの調理の方がホットクックより断然早く、実際の作業時間はそれほど負担にはなりません。ホットクックにセットしてからは、ほとんど放っておくだけなのでとても楽です。
家族にも大好評で、お鍋が空になるのがあっという間でした。特に、白ごはんと一緒に食べると絶品です。ぜひ、お家でも試してみてください!
- おいしさ:柔らかくトロトロに、簡単で本格的な味わいに仕上がる
- 時短:ほったらかしで出来上がる
- 混ぜ技ユニットがまぜてくれるので焦げ付かず均一に味がしみ込む
- 家族の評価:〇
- 事前の下ごしらえの手間:牛筋とこんにゃくの下茹でが必要